夏休みを使っての広島旅行。広島から足を伸ばして尾道観光をしよう!と言うことになったのですが、『尾道って何があるんだろう?』初めての地で全くわかりません。
リサーチしてみると、どうやら尾道は、『寺のまち、坂のまち、映画のまち』
寺と坂。寺院を調べていくうちに、尾道七佛めぐりというものが見つかり、尾道の町を堪能すべく、チャレンジして来ました!
◼︎アクセス。尾道七佛めぐりのスタートする地は千光寺公園を選択。
早速、尾道七佛めぐりをスタートする為に、私は尾道観光の定番パワースポット『千光寺』の上にある千光寺公園を選択し、車で訪問しました。(車で行きやすかったと言うのもあります)
七佛というくらいなので、7つのお寺を回りますが、どのお寺からスタートしても構わないようです。
千光寺公園
所在地:〒722-0032 広島県尾道市西土堂町19-1
電話番号:0848-38-9184
FAX番号:0848-38-9293
業務時間:24時間入園可能(但し、電話応対は平日8時30分から17時15分のみ
休日:無休(但し、電話対応は平日のみ)
千光寺公園駐車場
電話番号:0848-22-7354
駐車台数:(常設)普通車70台 (臨時)普通車320台 バス20台
駐車料金:普通車600円 マイクロ1,500円 大型2,000円
※車両の進入ができるのは駐車場までです。「頂上展望台」や「千光寺」には駐車場から徒歩で5~10分程度かかります。
google mapはこちらからご覧ください。
◼︎まずは。尾道七佛めぐりとは?
尾道七佛めぐりの説明は公式サイトから引用させていただきます。
尾道七佛めぐりは、尾道を深く知って頂くきっかけとして、七つのお寺が宗派をこえてご縁を結びました。家族や友人・恋人と一緒に、一人旅もいいですね。気構えずに気を楽にしてお参り下さい。四季を通して穏やかな海と山に囲まれた七つのお寺を巡ることで、きっとたくさんのご縁を結んで深めて、温かな気持ちになれると思います。
確かに街全体が穏やかで、すぐ近くに海があり、時間の過ぎるスピードが遅くなった感覚がありましたね。貴重な時間です。
◼︎尾道七佛めぐりには専用の朱印色紙が必要です。
七佛めぐりには専用の朱印色紙があり、各寺院で購入希望を伝えると購入できます。千光寺では、↓こんな感じで案内が出ています。
●専用朱印色紙(800円)
※1カ寺の朱印料含みます。七佛めぐり各寺院でお買い求め頂けます。
●ご朱印料(1ケ寺=300円)
全寺で専用朱印色紙に朱印を押された方には、最後のお寺で「満願成就」の印を押し
紙掛け軸をプレゼント致します。
専用色紙と全寺院のご朱印で2,600円。駐車場代600円。あとで説明する千光寺ロープウェイ往復1人500円。意外と費用はかかります。(ちょっと想定外でしたが、やってよかった。)
◼︎千光寺公園の駐車場に車を停めて早速スタート。
まずは公園内を散策しながら、千光寺を目指します。
公園内は綺麗に整備されていて庭園のような雰囲気。
歩いていくと、程なく眼下に港が見えてきます。
と、そこには名勝『鼓岩(つづみいわ)』。別名ポンポン岩と言うらしい。
『尾道観光情報』の説明を引用させていただきます。
千光寺公園内にはいくつか巨石が点在していますが、この鼓岩はその中でも最大級のもの。中が空洞になっているためか、岩を叩くと「ポンポン」と音が響くことからこの名前が付けられました。

確かに叩くところによって音が違います。不思議。
鼓岩の後ろには、陣幕久五郎の立て札。
その横の岩に貴乃花、若乃花、武蔵丸の手形が。3人とも意外と大きくない。多分大きさより手の厚みなんだろうな。
◼︎第一のお寺『千光寺』
尾道七佛めぐりの寺院で一番メジャーなのだと思います。いろいろ迫力が凄い。
景色も最高で観光スポットになるだけのことはあります。外せないですね。
こちらが、ご朱印・納経所。
ありました、尾道七佛めぐり専用朱印色紙。こちらで購入です。
ご朱印をいただき、次はどこのお寺に行こうか思案しながら、千光寺山ロープウェイで下山します。
ロープウェイに乗っている時間は約3分。そんなに高くはないですが、登るのは無理ですね。
無事到着。ここから本格的に徒歩でスタートです。
◼︎第二のお寺『天寧寺』
ロープウェイ駅から一番近い天寧寺に訪問。
こころに染みいる。人間の傲慢さを諭させることば。
中に入ってご朱印をいただきます。千光寺のような観光という感じではありません。
でもお寺の中はやっぱり凄い。
天寧寺五百羅漢。526体ありかなりの迫力があります。びっくりしました。
◼︎第三のお寺『持光寺』
持光寺は天寧寺の近くにあり、順路としてはみんなこの経路を選ぶかな?
持光寺では、にぎり仏を作る体験が出来るようです。時間の関係でやりませんでしたが。。。
持光寺から次のお寺に向かう途中には、のんびり過ごしてる猫。
また文化遺産の『二階井戸』が道のとおりに。こういうものが街並みに溶け込んでるのって素敵です。レトロ。
◼︎第四のお寺『浄土寺』までは結構遠いので、尾道本通り商店街をぷらぷら。
地図をみてもらうと分かりますが、持光寺までは、街並みを楽しみながら歩いてこれましたが、次の浄土寺までは結構距離があります。
浄土寺までは、尾道本通り商店街を通ってぷらぷら散策しながら向かいます。写真を撮り忘れたので『いたみわけ.com』さんの記事を紹介します。
一部紹介文を引用させていただきます。
尾道本通り商店街に行ってきました。尾道水道に沿って西から東に伸びる、全長約1.2キロの商店街です。レトロな建物をそのまま活かしたカフェや雑貨店などが立ち並び、見ているだけでも面白いです。

昭和がしっかり残っていてレトロ。時間が止まっている感覚をぜひ味わってください。
◼︎第四のお寺『浄土寺』
商店街をぷらぷら歩き、お昼を食べつつ第四のお寺、浄土寺に向かいます。尾道は坂のまち。これまで下りだったのが、ここから上りが始まります。線路の下を通って階段を上がります。
こちらが浄土寺。
この山門が、重要文化財で室町時代のもののようです。
山門からみた海。景色が素晴らしい!
浄土寺には木造十一面観音立像を見ることが出来ます。
中はなんか凄い。全体的に真っ黒で迫力があります。
◼︎第五のお寺『海龍寺』
浄土寺からさらに東に進むと海龍寺。
海龍寺では千手観音菩薩が御本尊様です。
見ることは出来ませんが、五色の糸で繋がってお願い事を願うことが出来ます。
途中にくさり岩?違うかな。
◼︎第六のお寺『西國寺』
海龍寺から結構歩きます。山の上にあるのでちょっと疲れましたね。でもこんな道中ならそれもまた楽しい。
西國寺に到着。
物凄いわらじw
実はここから長い階段がございます。覚悟してお上りください。
登り切ると、不動明王様がお出迎えしてくれます。怖い。
◼︎第七のお寺『大山寺』
最後のお寺。ありがたいと言葉が染み渡る。
御堂は厳かな雰囲気。
◼︎全てのお寺を回り終えると満願成就の御朱印と掛け軸をいただけます。
全て回り終えるまで4時間近く。アップダウンがありながらも、尾道の街並みを堪能できる良いめぐりでした。
帰りはロープウェイで駐車場に戻りました。大満足!
◼︎尾道七佛めぐりの御利益は本物!?
尾道七佛めぐりの御利益があったのかもしれませんが、このあと仮想通貨で大きな利益が舞い込んできたのには、本当に驚いてしまいましたね。
尾道観光を考えられているようなら、尾道七佛めぐりはおすすめしたいですね。(結構疲れますが)