昔からの湯治で使われてきた様な風情のある『鹿の湯』で超濃厚な硫黄のお湯に入ってきました。どれだけ濃厚かと言うと身体が一日中硫黄の香りに包まれているくらい。とにかく濃厚です。この感覚は草津温泉以来のイメージです。
那須に観光に行かれる方は、必ず行っておかないと損しますよ。それくらい重要な観光スポットです!
◾︎アクセス
那須温泉 鹿の湯
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181
0287-76-3098
東北道那須ICより那須街道経由、那須温泉方面へ20分
◾︎鹿の湯の歴史は相当古い!
鹿の湯の歴史・由来は、オフィシャルサイトを引用させていただきます。
那須温泉元湯・鹿の湯は、七世紀前半、約千三百年前の舒明(じょめい)天皇の御世に開湯されたといわれます。狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。
そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。
公式には、聖武天皇の御世である天平十年(七三八年)の正倉院文書のなかに那須温泉の記録が残されています。江戸時代には、江戸在府の大名はしばしば那須温泉に湯治に出かけていました。 正保二年(一六四五年)に盛岡城主・阿部対馬守より将軍家に出された湯治願が残されています。これを見ても明らかなように、那須温泉は古くからの湯治場として人気を集めていました。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半に立ち寄った温泉でもあり、殺生石の近くに「いしの香や 夏草あかし 露あかし」の句碑が立っています。建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいます。 ひなびた木造建築が、時の流れを拒んだかのような佇まいで、 はるか昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になります。
◾︎建物がレトロ。タオル持参は必須!
全て木造の平屋造り。かなりの歴史を感じます。期待しかないです。
入浴料金は曜日によって変わるみたい。大人は400円〜500円。公共浴場と同じ様な感じで備え付けのタオルはありません。持ってない場合は購入することも出来ますが、持って行くべきですね。
脱衣所はかなり簡易なものです。浴室と仕切りはあまりなく狭め。貴重品は入り口の貴重品ロッカーにしまうことをオススメします。
女性は左側。男性は右側の入り口に進みます。日や時間によっての場所の入れ替えはないようです。
◾︎入浴方法はしっかり決まっています!
中の写真は、残念ながら撮れませんのでサイトからの引用です。
男性浴室は38度のかぶり湯から始まり、41度から48度までの湯船が分かれています。女性の浴室は少し作りが違うようです。
うたせ湯前のかぶり湯で、まずはひしゃくにて大人およそ200回、子供およそ100回、ひざを湯のふちに近づけ、頭を下げ、お湯をはね出さぬよう静かにかぶって下さい。
41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)の6種類の浴槽から好きな温度を選んで入浴します。入浴は短熱浴をすると最も効果があります。
・腰まで1分
・胸まで1分
・首まで1分
こちらを繰り返します。
1日の入浴回数最高4回(約15分程度)
1日の入浴で何度も出入し、ひしゃくでお湯を体にかけたりすることは逆に害になります。
入浴後は体を冷やさぬこと。
温度調節は源泉を入れる量で行っているみたいです。大元の源泉を貯めているところが壁側にあり、近づいてみると湯の花がたっぷり溜まっていました。
◾︎入浴での注意事項
源泉掛け流しで浴室内には硫黄ガス?が少量ながら発生しているようで、横にならないように注意書きがしてありました。
従業員が定期的に温度計測をしているみたいで各湯船の計測をしていましたが、その時に『湯船に腰掛け足だけ入れている足湯状態は気づかないうちにのぼせてしまうので注意してください』と言われましたのでみなさんも注意してください。
◾︎ここは地元の憩いの場
観光客の方もたくさん来ていますが、地元民の主みたいな方もたくさんいて、主の方々は高温度の48度の湯船の前に陣取っています。一般ピープルで若僧の私は畏れ多くて近づくことは出来ませんでしたが、その隣の44度までは何とか入れました。
とは言っても殺伐とした雰囲気ではなく、ゆったり和やかでとても心安らぐ昔ながらの良い時間が流れる湯治場でした。
次回も確実に訪問してしまうであろうオススメポイントでした!
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