【事前準備編】住宅購入で必ずやるべき後悔しない5つのこととは?事前準備が成功への大きなステップ!

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この記事をご覧になっている方は、20代後半から40歳位でしょうか。住宅購入を検討し訪問されてきたと思います。私も10年ほど前に戸建てを購入し、やって良かったことや後悔していることなど実体験を含めた実現可能なアドバイスをしたいと思いこのブログを書きました。

住宅購入準備までをステップ毎に5つの記事にしています。ご自身がこれからやることと思ってご覧いただければ幸いです。

◾︎はじめに

私も30歳に住宅を購入しましたが、当時は住宅のことなど何も分からず誰にも聞けず、ひたすらネットと書籍で勉強し知識を身に付けていました。それでも今思うと後悔していることも多く『あのとき判断していれば』と思う事なども多々ありました。

このブログは、これから住宅を購入される方が

・一般的な知識を身に付けて
・不動産業者の言いなりにならず騙されず
・自分で判断が出来るようになり

しっかりと納得いく住宅購入をされることを目的としています。

初めて住宅購入を検討されている方が、できる限りやるべきことをしっかり行った上で、最適に購入出来るよう書きたいと思っています。不動産は高額です。安易な判断は後々の大きな後悔になりますのでしっかりとした行動をして欲しいと願っています。

◾︎住宅購入の動機

こんな気持ちで住宅購入を検討されていませんか?

・家賃が馬鹿馬鹿しくなってきた。そろそろ買わないとな。
・子供も生まれたしそろそろ考え始めるか。
・家族のなかで住宅購入を勧められた。

人それぞれ状況は違いますが買うまでのプロセスは同じです。動機はどうであれやることは一緒。これからの行動がこれからの人生を決めます。

◾︎【事前準備編1】心構え

住宅購入で必ず出て来る『焦りと決断』。これから関わる不動産業者は、良くも悪くもあなたに判断を求めてきます。

『ご希望の価格帯は?』
『どの地域がご希望ですか?』
『物件を見てどう思いましたか?』
『人気の物件なので早めに決断しないと売れてしまいます。』

この問いにしっかりと対応する自信はありますか?対応するためには知識と経験が必要です。相手はプロです。担当者も玉石混淆の世界ですので自衛することをお勧めします。

心構えのポイント

・事前知識をしっかり身に付ける。
・焦ってはならない。

◾︎【事前準備編2】準備

初めて就職した時のことを思い出してください。入社時に研修を受けた上で現場に出て先輩に仕事を教わって数年経ちやっと一人前になりますよね。

住宅購入も全く同じことです。住宅購入のことを知らないでいきなり何千万もする物を買う。どう思いますか?普通ありえませんよね。よく『コンビニでおにぎりを買うのとは訳が違う。』など言われたりしますがそのとおりです。

不動産購入は孤独です。仕事で言う先輩や上司がいません。『不動産業者がいるじゃないか!』と思われるかもしれませんが、それは信用できる担当者がいればの話。後で詳しく書きますが彼らの給料や環境を見れば、話を鵜呑みに出来ないことがわかります。

自分で判断し行動する。失敗しても自己責任。この気概で取り組めば、きっと満足のいく物件を購入することが出来ると思います。その為には、まずは事前準備をしっかりして住宅購入に関して知識を身に付けることから始めてください。

知識を身に付けるためにはまず書籍で勉強してみてください。ほとんどの人は人生で一度買うか買わないかの大イベント。それが住宅購入です。何から手を付けていいかもわからないでしょう。まずは住宅購入に関してお好きな本を何冊か読んでみることをお勧めします。『何冊か』が重要です。

同じ内容でも文章の書き方で理解の仕方は違います。何冊か読むことで自分の理解が合っているか、また復習的な側面もあり知識が身に付きます。これを3冊、4冊読んでみて『大体知ってる!』と思えて初めてスタートラインに立つことになると思います。

不動産業者の言うことと知識との違いが分かれば、業者に騙されることはありません。また疑問に思えば質問も出来ます。また重要なポイントや確認事項などは、手帳やノートなどで管理していつでも記入や確認出来るようにしておくと、更に良いと思います。

準備のポイント

・書籍を何冊か読み知識を身に付ける。
・手帳やノートに重要なポイントや確認事項を記入する。

◾︎【事前準備編3】希望条件の設定

購入地域を絞り込む、若しくはいくつか地域を選定します。書籍を何冊も読みある程度の知識が身に付いた段階になったら、次は具体的な条件設定です。どの地域で購入するかは当然一番最初に決めなければなりません。地域選定の際、よく確認するポイントを参考までに記載しておきます。

【通勤】

・通勤時間は大丈夫か?何時間まで許容出来る?
・始発電車はあるか?
・転勤しても通えるか?

【住環境】

・病院は近くにあるか?
・周辺に学校はあるか?
・スーパーなど買い物は何処でするか?
・新興住宅地か、単体で周辺は古くからの住人がいるか?

大型マンションや一括開発の分譲戸建てなら、周囲は同年代の家族が住む事になるでしょう。今後はご近所付き合いや町内会、マンションなら管理組合などコミュニティへの参加が求められるかも知れませんのでイメージしておくと良いでしょう。

【土地】

・地盤は大丈夫か?

・土地の高さはどのくらいか?近くに川などはあるか?

地名に沼や池などがあると土地の状況を現していると言われるので、その場合は特に注意しましょう。

また東京のある地域は『海抜0メートル地帯』などと呼ばれます。集中豪雨や台風などの災害時に道路の冠水や戸建てなら浸水したりします。立地によりその危険性は変わりますので購入検討の際は念頭に入れてください。

購入地域=これから一生住む場所ですから、机上の空論と言う訳にはいきません。

【売却】

・仮に売るとなった場合、周辺の中古物件の価格はどのような状況か?

最悪の事を考えた際の出口戦略です。自分にとっては最高の環境でも他の人に人気がなければ物件価格は下がります。買う時に住宅の今後の価値を測ることは客観的な重要なポイントです。

希望条件設定のポイント

・自分の希望条件をまとめ書面化しておく。

◾︎【事前準備番外編】新築?中古?

『新築=新品』ですから誰だって新築がいいに決まっています。違う側面から言えば『新品は使った瞬間に中古になる。』一瞬にして資産価値が下落します。ご覧になっている方は何を最優先にしますか?

・資産価値重視?
・住み心地重視?

新築は新築プレミアムと言って、価格が高くなっています。新築プレミアムについてはこちらが参考になりますのでご覧ください。

新築プレミアムはどこまで許容できますか?
私が良く使う【新築プレミアム】という言葉ですが一体どんな意味なのか? それは【住んだ瞬間に下がる価値】について…

私は2006年に住宅を購入しましたが、フラットな視点で意見を言ってもらえる相談相手が欲しくてネットをいろいろ探してコンサルティングしてくれる会社を見つけ何度か相談しました。今はその会社は無くなってしまいましたが、似たようなサービスがありましたので載せておきます。

イエシルアドバイザー

相談相手が欲しいと思っているなら、ここで無くても第三者的な視点で意見を貰えるサービスを利用されることは有益と思います。

◾︎【事前準備編4】物件の選定

自分でネットで物件を探して選んだ地域に自分や家族のみで何度か行って見ることをお勧めします。不動産業者には連絡を取らずにその物件周辺地域を実際に見て回ることがポイントです。

知識を積んで見定められるようになったとしてもまだ机上の空論状態です。この段階で不動産業者と同行すると時間の余裕がなくじっくり見る時間はなくなりますので、まずは自分達だけで周辺地域を散策するなりしながら納得のいくまで街を見てください。
物件探しの中で物件住所がザックリ『●●区●丁目』までしか記載がない場合もありますが、ネットで少し探せば他のサイトで住所くらいは間違いなく探せます。

物件選定のポイント

・不動産業者を入れずに自分達だけで周辺地域をしっかり見る。

◾︎【事前準備編5】不動産業者を知る

ここからプロである不動産業者と接点を持ちます。いきなり本命物件に連絡を取るのではなくいくつか候補となるような物件を取り扱っている不動産業者に連絡してみてください。

不動産業者の担当もいろんなタイプがいます。中には『胡散臭くて信用できない』『希望を聞かずに購入を勧めてくる』など人としてどうかと思う人間も少なくありません。高額な買い物になりますので妥協は禁物です。

不動産業者の人間がどんなものなのかもわからないと思うので、何人かとやりとりすることをお勧めします。

なぜこんなに不動産業者の担当に警戒心を抱くのかを説明します。こちらのブログを見ていただければよく理解して貰えると思います。担当者の給与の話です。

不動産営業マンの給与体系・歩合給と住宅購入者の悲しい関係
住宅の売買をする不動産会社の営業マンは歩合制が多い。その問題点と買主にとっての不利、注意点について。
http://susan-fudosan.com/uratalk/17/

相手を知らなければ相手の話を信用できない。相手を理解していると自分の行動も変わってくると思います。

不動産業者を知るのポイント

・これから相手にする不動産業者がどういうタイプの人間か環境かを理解する。

 

事前準備編は以上です。ここまでくるのに期間としては1〜2ヶ月くらいかと思います。焦らずじっくり取り組んでください!

次は購入検討編を書いていきます。

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