毎年インフルエンザが流行しますが、予防の為に行っていることはありますか?私も感染して辛い思いをしたので、冬の時期は予防が必要と実感しました。家族に移すわけにいきませんからね。
以下の記事でインフルエンザかな?の時と感染してしまった時の対処法を書いたので既に『インフルエンザかも』という方はご覧いただければと思います。


◾︎基本的な感染経路を理解しよう!
インフルエンザウイルスが体内に侵入してくる方法は『飛沫感染』と『接触感染』です。
飛沫感染
インフルエンザウイルスを保有している人のくしゃみや咳、つばなどが鼻などの粘膜に付着して感染に至ります。比較的効果があるのはやはりマスクですね。
接触感染
インフルエンザウイルスを保有している人がくしゃみや咳をした手で触ったいろんな場所(ドアノブ、スイッチ、電車のつり革、エレベーターのボタン、手すりなど)に自分が触った際にウイルスが手に付着し、その手で鼻や口、目などを触るとウイルスが付着し感染します。携帯用消毒が効果あるようです。
◾︎50%程度の湿度は大切!
インフルエンザウイルスは高温多湿を嫌います。インフルエンザが冬に流行するというのはその為です。加湿機などで室内の湿度を50%程度に保つとインフルエンザウイルスはかなり死滅すると言われていますので加湿は必須です。
私も購入しましたアイリスオーヤマの空気清浄機は1万円を切って空気清浄機と加湿器がセットになっているので重宝しています。高いものはたくさんありますが手軽に両方カバーできるもので私には充分でした。
◾︎予防接種の必要性
私も実際に体験しましたが、予防接種を受けていても普通に感染します。『効果がある場合もある』程度の認識の方がいいかもしれません。
先生とのやりとりはこちらで。

今回のインフルエンザは検査の結果a型と診断されましたが、予防接種のワクチンは4種類混合でa型も入っていました。それでも結果的に効果なく高熱と全身症状で辛い体験となりました。
先生からは『うまく抗体が出来なかったかもね。』と言われガッカリしましたが、やらないより絶対にやった方がいいと思いました。
私見ですが100%で無いにしろ、効果の可能性があるのなら予防接種としては目的に合っていると思います。完璧に防げることなんて普通期待出来ませんから。特に高齢者や子どもは予防接種での副作用が出ないなら絶対にやっておくべきだと思います。
■食べ物での予防
結論としては、インフルエンザウイルスが体内に侵入してきても撃退し増殖させない体づくりってことに行き着くようです。調べた限りの食べ物を以下のとおり記載しておきます。
・発酵食品(ヨーグルト)
主に免疫力UPや抗菌作用をきたしていると思われます。中でもR1やヤクルトは迷信のように聞いたことありませんかね?
・しょうが
セスキペルテンという風邪に効果的な成分が入っていて、咳や鼻水などの症状緩和が期待できます。体を温める作用があるので日ごろから摂取することで血行が良くなり免疫の向上も。粉末しょうがなら手軽に使えますね。
・柑橘系果物(みかんやオレンジ)
柑橘系の果物にはビタミンCが豊富に含まれていて、日常から摂取することでウィルスが侵入しにくい体がつくられていくので予防にピッタリではないでしょうか?
◾︎手洗いの必要性
飛沫感染・接触感染ともに有効です。付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去することが出来ます。石鹸を使ってそれぞれの指をしっかり洗います。指と指の間、爪の間もしっかりと。時間としては15秒以上。
◾︎うがいは効果なし?
調べて初めてわかったことですが、うがいはインフルエンザウイルス除去に効果が無いようです。驚きでした。インフルエンザウイルスは鼻や喉の粘膜に付着する為、うがいでは除去出来ないというのがその理由みたいです。でも個人的にはインフルエンザウイルス以外で何かしらの予防はあると思うのでやっておいた方がいいかなと思っています。
◾︎マスクの必要性
インフルエンザに罹った時に先生に『マスクをしてください』と言われたのですが、恐らく目的は『他の患者に飛沫感染でうつさない為』なんでしょうね。インフルエンザ予防にマスクは効果があります。口の周りの湿度を保つことでインフルエンザウイルスが口や鼻やに付着しても体内に侵入しにくくなるためです。
しかしマスクのことを調べていてわかったことですが、普通の使い捨てマスクは上下左右に隙間が多くマスク自体の繊維の目も広い為、マスク内へのウイルスの侵入を防ぐには心許ない感じです。インフルエンザ予防を目的とするなら、マスクを選ぶ際はインフルエンザウイルスに効果があるマスクを購入する必要があるようです。
インフルエンザに罹るまで使用していたマスクの評価記事です。結構拘ってコスパもいい満足していたマスクです。

今回マスクを調べてこちらを購入しました。一枚あたりの単価は若干上がりますが、予防の効果を考えたらこちらが一番コスパがいいと思いました。あとマスクは1日使ったら捨てて新しいものを使う。当然ですがマスクにウイルスが付着したまんま次の日も使うのはとんでもないリスクです。インフルエンザウイルスは低音低湿が一番活発化します。当然翌日も死にません。
◾︎アルコール消毒の必要性
インフルエンザウイルスは菌ではないので、殺菌と言わず不活性化?と言うようです。殺菌でも理解は同じと思います。アルコールは効果はあり!良かった。仕組みはインフルエンザウイルスの周りに脂の膜みないなものがあり、これが感染する時に結構な役割を果たしているようで、アルコールでその脂の膜を破ることで『不活性化』するらしいです。とにかくアルコール消毒が効果があると分かったので、手洗いの後にプシュッとひと吹きしようと思います。
◾︎まとめ
日常で出来る対策としてはこれが限界ではないかと思います。空間除菌のクレベリンという商品も考えたのですが、いろいろ効果に疑問符が付いていたり信用性にやや懸念があるので見送りました。気になる方はレビューをご覧いただければと思います。